福永園について About Fukunagaen

霞の中の茶園から

紀州の山奥、日置川のほとりから
霞の中でじっくり育ったお茶を
お届けします

関西の奥座敷こと白浜温泉からさらに山奥、
日置川のほとりに、知る人ぞ知る川添茶と
我々の住む市鹿野集落はあります。
曲がりくねった山道を抜けて
急に開ける景色が
まさしく「里」のような地域です。

その気候は、日置川からの湿気によって
毎朝のように霞みます。
茶園が夜露でしっとりとぬれる気候は
上質な煎茶栽培に適しており、
新芽の蒸散が抑えられることで
自然と苦みの少ない煎茶となります。

園主紹介

福永 光展
Fukunaga Mitsuhiro

昔ながらの浅蒸し煎茶を作りたい、そんな思いとありがたいご縁をいただき、和歌山県の白浜町、市鹿野で茶農家をしている福永光展と申します。

目が届き、しっかりと手間をかけられる茶園、そして今では少なくなってしまった手揉み茶の延長線にある浅蒸し煎茶を作りたくて、実家鹿児島県の茶園から独立しました。
当初は地域おこし協力隊制度を利用し、3年間の任期後、高齢化に伴い管理の難しくなったおじいちゃん達の茶園を預かる形で就農開始しました。
現在の茶園は1ha、休耕田を減らすために水田も20aほど作っています。
最近、冬場の農閑期の仕事に自然薯栽培をはじめました。

その他、趣味程度に鹿を狩猟しています。